全国の支部・地区を紹介する連載企画「全国支部長インタビュー」。第37回となる今回は、埼玉同友会・大宮南支部(宇梶純江支部長)の取り組みを紹介します。
支部の紹介
大宮南支部は現在83名、もともと旧大宮市を中心とした地域に設立された大宮地区会が、その後の会員増加に伴い、現在の東、中央、南の3つのエリアに発展的に改変された中の1つの支部です。
今期は29期目、「つなぐ力」と「育む力」をキーワードに、会員企業それぞれの持続的発展と、経営者自身の変革を支える活動を進めています。加えて、1人1人の存在を大切にし、特に新会員の居場所づくりに気を配った取り組みを行っており、現在も着実に会勢を増やしています。
支部長の紹介
社会保険労務士として大宮で事務所を運営する傍ら、15年間にわたり同友会活動に携わってきました。入会のきっかけは、女性経営者クラブ・ファムでした。先輩経営者の姿に惹かれ、「ここが自分の場所だ」と感じたのを今でも覚えています。女性として、人として、経営者として多くを学び、やがてファム委員長、そして全国総会(2023年埼玉開催)の実行委員長も経験しました。役を通じて雇用や組織づくりを学び、現在は“人を生かす経営”を軸に、経営指針の実践と人材育成による組織づくりに力を注いでいます。同友会での取り組みそのものが、自社の組織的な経営へとつながっていると実感する日々です。
仲間づくりの取り組み
「誰もがここに仲間を連れていきたい」と思えるような支部づくりを心がけてきました。特に力を入れてきたのは、会員同士の関係性の構築です。運営だけでなく、お互いの経営を語り合い、若手のチャレンジにベテランが寄り添い、役を通じて育ち合う風土を大切にしています。幹事会では1分スピーチや全員発言を意識し、互いを知り、主体性を育むようにしています。
仲間づくりでは、ゲストを連れてくる人、温かくもてなす人、それぞれが交互に役割を担い、主体的に関わっています。新会員には「ブラザー・シスター制度」を取り入れ、例会出欠の確認や日々の声かけ、困りごとのフォローを通じて安心して活動になじめるように工夫しています。入会間もない会員も個性を発揮し、早期から活躍しているのが私たちの支部の特徴です。
今後も、経営者が育ち合い、地域に新たな仲間の輪を広げていけるよう、仲間と共に歩みを進めてまいります。
「中小企業家しんぶん」 2025年 10月 5日号より









