10月23~24日、2025年度第2期中小企業家同友会事務局アカデミー第1講・第2講が開催され、9同友会と中同協から27名が参加しました。
1日目は、佐藤紀雄・中同協専務幹事の開会あいさつで開講されました。第1講「中小企業運動論と同友会運動」では、神奈川大学名誉教授の大林弘道氏が登壇。大林氏は、同友会運動を世界と日本の中小企業運動の歴史的展開に位置づけ、その意義を論じるとともに、同友会がさらなる創造的な中小企業運動へと前進させる立場にあると述べました。その後のグループ討論では、「中小企業運動としての同友会運動を進めるために事務局員に何が求められるか」をテーマに活発な意見交換が行われました。
2日目は、松井清充・中同協参与が第2講「同友会の歴史と理念、同友会運動、人を生かす経営」を担当しました。松井氏は、近年の中小企業観の形成過程を踏まえ、同友会運動の原点は増税や大企業との格差に反対し、自主的・民主的な中小企業運動をめざした点にあると説明。また、同友会運動の到達点は「人を生かす経営を実践し、人が生きられる地域をつくる」運動であると強調しました。その後のグループ討論では、1日目と同様のテーマをもとに、議論が一層深められました。グループ発表では、参加者から「今、何が先端であるかを捉えることや、経営者集団を動かす構想力が大切である」「人としての教養を身に付け、経営者に信頼されるパートナーとなるべきである」といった意見が出されました。
最後に、座長を務めた内輪博之・中同協事務局次長(非専任、愛知同友会専務理事)が「同友会運動の目的を果たすには事務局の専門性が不可欠。継続的に学んでほしい」とまとめ、閉会しました。
次回のアカデミーは、11月27日に地域づくりや経営指針に関する講義をオンラインで開催する予定です。
「中小企業家しんぶん」 2025年 11月 15日号より









