全国支部長インタビュー 第39回 
仲のよさと活発な意見交流が一番の強み 
秋田同友会・男鹿南秋支部 菅原 広大支部長((株)寒風 代表取締役社長)

 全国の支部・地区を紹介する連載企画「全国支部長インタビュー」。第39回となる今回は、秋田同友会・男鹿南秋地区会(菅原広大地区会長)の取り組みを紹介します。

支部の紹介

 男鹿南秋地区会は現在41社が加入しています。日本最大の干拓地である大潟村の大規模農家、八郎潟で取れるワカサギを加工販売する老舗佃煮店、男鹿半島でビール、お酒、スピリッツなどの醸造所を営む若手起業家など大変特色のある顔ぶれとなっています。

 自社の経営のみならず、事業を通じてまちづくりに取り組む意欲の高い会員が多く、その話を聴こうと他地区からも毎回多くの会員が参加しています。今後も職場見学や体験報告などを積極的に行うことで会員相互の理解を深め、人口減少などの地域課題に向き合いながらシビックプライドの醸成に努めてまいります。

支部長の紹介

 大手住宅メーカーでの営業を経て、親族が経営する会社に入社したのが2014年のことです。弊社の顧問税理士が秋田県の代表理事、取引先の保険代理店の社長が当時の地区会長、そして近所の同業の社長が当時の地区幹事長ということで、断る理由もなく同友会に入会する流れとなりました。

 2023年に地区会長就任の打診があったときも二つ返事で受け入れることができたのは、経営の小さな悩みでも気軽に相談し合える会員の皆さんへの信頼があったからこそです。同友会での学びを通じて“モノづくりは、まずヒトづくりから”という弊社の企業精神もより深みを増し、組織づくりと人材育成の大切さを身に染みて感じています。

仲間づくりの取り組み

 当地区会の何よりの強みは、会員同士の仲のよさと例会の雰囲気のよさです。20~30代の若手メンバーも積極的に発表をし、先輩会員の皆さんも私たちが自由に発言できる雰囲気づくりをしてくださっています。

 仲間づくりに関しても地元の商工会や各種イベントの実行委員会など、地域密着だからこそ得られるつながりを大切にしています。そういった方々を同友会にもゲストとしてお招きし、自身の体験を共有することで入会につなげています。長いお付き合いのある方でも、経営に関する報告を聴くと今まで知らなかった一面を知ることができ、新たな学びを得ています。

 今後も経営の学びを通じて地域にもよい影響を与えられる存在となることをめざし、仲間と共に活動を推進してまいります。

「中小企業家しんぶん」 2025年 12月 5日号より