12月17日、2025年度第2期中小企業家同友会事務局アカデミー第5講・第6講がオンラインで開催され、10同友会および中同協から26名が参加しました。
第5講では、横山朋美・中同協事務局次長と一戸大佑・宮城同友会事務局長が、共同求人の歴史と理念について報告しました。まず横山氏から、「企業づくり・人づくり・地域づくり」を一体で進める運動として共同求人活動が発展してきた経緯が示されました。
続いて一戸氏は、東日本大震災直後も活動を止めなかった経験に触れ、「ピンチのときこそ活動を止めない」という姿勢が、学校や行政との強固な信頼関係につながっていることを強調しました。
続く第6講では、佐藤紀雄・中同協専務幹事が、社員教育の理念について講義を行いました。佐藤氏は、北海道同友会を起点とする「共育」の歴史を紹介し、同友会は理念に基づき、人間の尊厳や人間らしさ、社会や自然との関わり、幸せとは何かといった重要なテーマについて、労使が共に問い続ける社員教育を行うことが大切であると述べました。
グループ討論では、採用と教育の現状を踏まえ、事務局員としてどのように運動を展開していくかについて理解が深められました。
最後に、座長の後藤裕介・中同協主任事務局員がまとめとして、採用と教育は単なる人集めや研修の枠を超えた「よい経営者・よい会社・よい地域づくり」につながる運動であると総括しました。そのうえで、時代の変化に合わせて理念を発信し続ける事務局の役割と、活動の持続性を支える事務局体制構築の重要性を説き、講義を締めくくりました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 1月 15日号より









