地域経済発展のための支部設立から30年 
1支部から1地区3支部体制へ、筑豊地域に広がる同友会運動と地域経済発展の軌跡(福岡)

 筑豊地区会(のおがた支部・飯塚支部・田川支部)は、2026年1月20日にのおがた支部(筑豊支部)設立30周年、飯塚支部(嘉飯支部)設立20周年、筑豊地区設立20周年を記念した周年行事を「2026年筑豊地区新年祝賀会」として開催し、80名が参加しました。会場は、30年前に設立総会を開催したのがみプレジデントホテルです。

 第1部の周年行事では、今までの歴代支部長・地区会長が紹介され、代表して3名の発表が行われました。のおがた支部代表は初代支部長の中村高明氏((株)紀之国屋会長)が当日出席できなかったため、6代目支部長の阿比留恭之氏((有)渡辺鉄工代表取締役会長)が代読。飯塚支部代表は6代目支部長の重松和孝氏((有)コンサルティングオフィス代表取締役社長)が、筑豊地区代表は3代目会長の鶴田和寿氏(コースイ(株)取締役会長)が、それぞれの時代に取り組んだことや想(おも)いを発表しました。

 中村初代支部長の報告は、筑豊地域に支部を設立した時の話が中心でした。支部設立の趣旨として、「筑豊地域に同友会の存在を広め筑豊経済を活性化させよう」、「同友会がリードして筑豊全体を視野に入れた施策を展開し筑豊経済を活性化させよう」など4つを掲げたことが紹介され、1995年3月の設立総会では、「私たちは輝かしい21世紀の新秩序を生み出すために筑豊のこの地に、福岡県中小企業家同友会筑豊支部を設立しました」とし、「企業を通じ、地域社会に貢献する経営者をめざします」、「経営指針を確立し、すぐれた業績をあげる経営者をめざします」などの5項目を掲げ、お互いが切磋琢磨(せっさたくま)し、実現することを参加者で改めて確認しました。

 その後、2018年に発表した筑豊地区10年ビジョンをもとに、グループ討論が行われ、これからの10年について話し合われました。引き続き開催された第2部の賀詞交歓会では、直方市長を始め、行政、経済団体、金融機関などより14名の来賓が臨席。この筑豊の地に同友会運動が確実に根付いていることが示されました。筑豊地域に支部が設立されて30年。1995年3月に108名にて設立した支部も、2026年1月には、1地区3支部169名の会員となり、当初目的としていた筑豊地域への同友会理念の広がり、同友会らしい企業づくり、地域づくりが行われていることを実感した1日でした。

「中小企業家しんぶん」 2026年 2月 15日号より