世界と日本の政治経済情勢を学ぶ 
福山支部新春講演会・新年互礼会(広島)

 広島同友会福山支部では、1月14日に福山支部新春講演会・新年互礼会を開催しました。新春講演会は、「どうなる日本2026年~世界と日本の政治経済情勢~」のテーマで、(有)第一コンサルティングオブビジネス代表取締役の丸山博氏(東京同友会)を講師に招き、国内外の情勢を中心に学びました。丸山氏は国内外の政治経済の動向だけではなく、それらが私たち中小企業にどのような影響を及ぼすのか、全国の会員企業の事例を交えながら解説し、120名の参加者は熱心に聞き入っていました。

 福山支部では恒例となった丸山氏の新春講演会は時にはユーモアを交えながら情勢を学ぶことができ、自社の経営指針、会社の方向性の確認ができると参加者からは大変好評を得ています。

 今年の講演会では「昨年は不透明な時代だったが、今年は不確実な時代。世界の格差社会の背景には、“投機”に歯止めがかかっていない。昨年の中同協総会議案の中でも、日本が『スタグフレーション』に突入する可能性を指摘している。現状の経済状況を打破するためには思い切った経済政策が必要だが、効果が出るには時間がかかる」といった厳しい指摘がありました。その一方、「この混沌(こんとん)とした時代に21世紀型企業づくりは私たち中小企業家に課せられた責務です。さまざまな経営環境の変化の中で自社は何ができるのか一緒に考え、自信を持って経営をしていきましょう」と、厳しくとも温かいメッセージが送られました。参加者からは「経営戦略を見直したい」「自社の付加価値を明確にして、発信していく」など前向きな感想が多数寄せられました。

 講演会に続き行われた互礼会では、地区を超えた交流を行いました。各テーブルで話に花が咲き、和やかな懇親の時間となりました。同友会の学びと会員交流の温かさを味わい、今年度の新春講演会・互礼会は幕を閉じました。

「中小企業家しんぶん」 2026年 2月 15日号より