2月13日、2025年度第2回中同協社員教育委員会が東京で開催され、17同友会・中同協から31名の参加がありました。
冒頭では確認事項として、初代中同協社員教育委員長の大久保氏名義で確認されている「同友会における社員教育」(1984年)の文章について、時代の変化などを考慮し、改めて社員教育委員会として文章を作成することを確認しました。また2027年度国の政策に対する要望・提言の確認や「経営指針成文化と実践の手引き」の改訂についても確認されました。
後半では大東文化大学名誉教授の太田政男氏が登壇し、「生きること、学ぶこと、働くこと―青年期を中心に」をテーマに講演が行われました。太田氏は、人間が成長・発展していく上での社会や文化、教養との関係を説きながら、大田堯先生の考えや学習権の重要性に触れつつ話を展開。現代青年の動向として、「安定志向」「無敵化(敵を作らない)」といった変化はあるものの、人間とは人との関わりの中で成長する存在であること。そして働くこととは生計のためだけでなく、自身の能力を発揮する場であり、それが社会をよくし、自己実現につながる社会的意義のあるものだと話しました。
グループ討論では、太田氏の講演を受けて「働くことが成長につながる職場とは」「同友会の社員教育理念をどう広げるか」をテーマに活発な議論が行われました。
最後に1日のまとめを佐々木喜興・中同協社員教育副委員長が務め、「社員教育の理念は突き詰めると共育ちです。他の研修にはない同友会ならではの『あり方』の学びがそこにはあります。われわれがその共育ちを実践することが理念を広めてゆく大きな力になります」とまとめて閉会しました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 3月 5日号より









