みんな かつやく からふる かながわ 
第3回雇用創造フォーラム「みかさん」開催(神奈川)

 神奈川同友会は2月10日、川崎市産業振興会館にて第3回雇用創造フォーラム「みかさん」を開催し、会内外から153名が参加しました。「みんな・かつやく・からふる・かながわ」に由来する「みかさん」は、障害の有無や性別、国籍などのさまざまな違いを認め、誰もが活躍できる社会に向けて毎年開催しているもの。2024年に小田原で初開催し、今回で3度目の開催となりました。

 冒頭、神奈川同友会川崎支部長の窪田隆太郎氏が、「この川崎の地から、地域に根ざす中小企業の雇用創造の大きな輪を広げるきっかけとしたい」と主催者を代表してあいさつし、川崎市長の福田紀彦氏が来賓あいさつを行いました。

 その後、「多様な人材の雇用を創造する―みんな かつやく からふる かながわを具体的に実践するには?」と題して、パネルディスカッションを実施しました。「女性活躍」「障害者・短時間雇用」「外国人雇用」「ヤングケアラー」を柱に、4名のパネリスト(ストーリー(株)代表取締役・松尾実里氏、(株)スタックス代表取締役会長・星野妃世子氏、(株)赤原製作所代表取締役・赤原宗一郎氏、(株)ENCHORD代表取締役・高垣内文也氏)が各社での実践を報告。参加者との質疑応答の時間も設けながらディスカッションを展開し、パネリストたちは「性別に関わらず平等に社内制度が利用できる企業文化を育み、まずは社長が取り組むことが重要(松尾氏)」、「人間尊重経営の精神があるからこそ、人が生かされる会社になる(星野氏)」、「日本人と外国人が公正に競争できる社会にしたい(赤原氏)」、「本人には問題がないケースが多い。会社が勤務体制や受け入れ態勢を整えることで活躍できる人材がたくさんいる(高垣内氏)」など、それぞれの視点から語りました。

 さまざまな事情から働くことができない人々に対し、雇用を創造することで地域や企業の発展を展望する。参加者たちは明日からの実践を誓い合いました。

「中小企業家しんぶん」 2026年 3月 5日号より