滋賀同友会は1月29日、クサツエストピアホテルで「第34回滋賀県経営研究集会・2026年新春例会」を開催し、総勢194名が参加しました。開会にあたり、永井茂一・大会委員長(代表理事)は「私たちには物価高を上回る賃上げをどう実現するかという社会的な課題が課せられています。価値ある商品やサービスを創造して地域に仕事をつくることは、暮らしを守ることです。その使命を果たせる企業となるために、今年も同友会で学び合っていきましょう」と熱く呼びかけました。
報告会は「わがまま社長の思考法~最速で約400店舗を達成した秘訣~」と題して、山本昌弘氏(フランチャイズビジネスインキュベーション(株)代表取締役社長、滋賀同友会高島支部長)を報告者に、北川渉氏(NPO法人TSC理事長)をファシリテーターにした対談形式で行いました。
山本氏は学卒後、フランチャイズビジネス(FC)業界でサラリーマンとして「できることを徹底的に追及する力」を磨き、10年の経験を経てFC本部を支援する営業代行(加盟店を増やす)のコンサルとして起業しました。そして、FCビジネスをサポートする人間によるFC展開という新たな視点から「鰻の成瀬」をスタートします。SNSやメディアをうまく活用して集客をする傍ら、1年で100店舗を超える出店ラッシュに成功。大手の参入を許すことなく限られた市場でシェアを取りました。
「鰻の成瀬」を3年で最高400店舗超にまで急成長させた山本氏は、今後の経営について「経営で大切なのはやはり『人』。創業時のように社員1人1人が成長できるスタイルに戻し、各自が得意な分野で価値を見いだせる組織をつくるために人と向き合っていきたいです」と決意を語りました。
賀詞交歓会は立食定式で行われ、100名を超える参加がありました。委員会や支部を越えた交流の場として大いに盛り上がり、滋賀同友会としての一体感が強く感じられる例会となりました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 3月 5日号より









