4月9日、和歌山市にて「第19回関西ブロック支部運営交流会」が開催され、関西6府県から151名の会員が集結しました。開会あいさつでは、中同協副会長の藤岡義己氏が「19回という開催回数は交流の歴史そのものです。支部をよくするという強い思いを持ち、我田引水の姿勢で学びましょう」と呼びかけました。
事例報告では、和歌山同友会2025年度紀北支部長の山崎亨氏が、「不離一体の本当の意義とは~支部づくりと自社の相互関係から見えてきたもの」をテーマに登壇。山崎氏は、自社の改革と支部の活性化が互いを高め合う相乗効果を生んでいることや、経営指針によって目的を共有し、社員を信じて「任せる経営」を貫く大切さを語りました。続いて、大阪同友会2025年度南東ブロック長の平山裕章氏より、「当たり前のことを当たり前に行い、組織の前進を!」のテーマで報告がありました。「当たり前の徹底」が組織を前進させると強調した平山氏は、組織が内向きに停滞する「蛸壺(たこつぼ)化」を打破するために、外部の刺激という「塩」をまく必要性を提示。組織を外向きに変容させるための具体的な実践を報告しました。
その後、藤岡氏より、兵庫同友会の経験を踏まえ、経営指針の実践と確立を通じた「強い会社」づくりについての問題提起がありました。リーダー自らが自社を磨く姿勢を示すことが、会活動と自社経営を共に高める上で重要であると語りました。続くグループ討論では、「当たり前の実践こそが実は最も難しい」、「指針経営を実践する役員の姿こそが、仲間づくりにつながる」など、議論が交わされました。
翌10日の関西ブロック代表者会議では、各府県の代表理事が中長期の展望と課題を表明し合いました。藤岡氏は「PDCAではなく現状把握から始めるCAPDが肝要。代表理事は結果にこだわり、組織をけん引する2-6-2のトップの層をいかに動かすかが重要だ」と提起。グループ討論では代表理事の役割の再確認や組織づくりの課題について意見交換が行われました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 5月 15日号より










