第29回女性経営者全国交流会in兵庫が、内閣府男女共同参画局、兵庫県、神戸市などの後援の下、全国から1066名の参加登録で開催されました。「変革と共創でつなごう未来へ」をテーマに、経営者の諦めない覚悟と、共に未来を創る決意を共有する場となりました。
1日目は9つの分科会に分かれ、自己変革や事業領域の見直し、第二創業や事業承継、経営指針の確立など多彩なテーマで学び合いました。倒産危機を乗り越えた経験や理念を問い続ける覚悟、人間力から生み出される付加価値といった本質的な経営のあり方が再確認されました。
2日目は(株)鍵庄の入江惠子氏が登壇。27歳での起業から「一番摘み」のりのブランド化や新素材開発に挑戦してきた32年の歩みを報告するとともに、同友会での学びが経営者としての判断軸を培う礎になったと語りました。2020年の事業承継では、「信じて任せ、見守る」忍耐と、親子で新たな経営理念を共創したプロセスを紹介し、参加者に深い感銘を与えました。
まとめと閉会あいさつに立った橋本久美子・中同協女性部連絡会代表は、自身も会長として「口出ししたいのを我慢している真っ最中」と笑いを誘いつつ、入江氏の言葉を借りて「理念に沿った的確な判断をしてくれるという、根拠のない自信を持って任せる」覚悟を強調しました。最後に、「私たちが当事者として関わって経験の量を積み、自分たちが誰かのロールモデルになっていこう」と呼びかけ、変革への決意と共に幕を閉じました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 6月 15日号より










