鹿児島同友会では、会員数の約3分の1を社員数0~4名の小規模事業者が占めています。売り上げや集客、経理など複数の業務をワンオペレーションや少数精鋭で担う小規模事業者会員にとって、時流への対応と事業存続は切実な課題です。
こうした中、2017年に発足した「政策委員会オンリーワン部会(のちに小規模事業者部会)」は、勉強会を重ね、経営力向上と緊密な連携を模索してきました。より強固な体制で全会的な会員の掘り起こしと実践的な学びを展開するため、今年5月1日の定時総会にて「小規模事業者委員会」へと昇格・発足。「時流を読み、学び成長し合う環境づくりで未来へ繋ぐ」というスローガンを掲げ、新たな一歩を踏み出しました。
この記念すべき委員会としての発足例会が、6月12日に開催されました。当日は、(有)TANO代表取締役社長の田上裕氏(元Jリーグサッカー選手)を講師に迎え、「失敗からの選択を志とワクワクで未来を輝かす」をテーマに講演がありました。田上氏は、幼少期の苦労や数々の挫折を率直に語り、それらを前向きな思考と行動力で乗り越えてきた歩みを紹介。「環境に左右されず、自らの意思で未来を選択することの大切さ」や、「志を持ち、ワクワクしながら挑戦し続けることが成長につながる」というメッセージは、参加者の胸に深く響きました。小規模事業者ならではの機動力や挑戦の重要性を再認識し、自社経営を見つめ直す有意義な機会となりました。
当委員会は今後も、経営者同士が励まし合い、共に信頼され感謝される企業をめざして実践的な学びの場をつくっていきます。
「中小企業家しんぶん」 2026年 7月 15日号より










