全国の支部・地区を紹介する連載企画「全国支部長インタビュー」。第45回となる今回は、千葉同友会・安房支部(川名展弘支部長)の取り組みを紹介します。
支部の紹介
安房支部は千葉県最南端に位置する館山市、南房総市、鋸南町を活動エリアとしています。気候は温暖で三方を海に囲まれ、農業・漁業などの1次産業と観光業が盛んな地域です。2016年に18名で設立し、現在は63名の会員が所属しています。特徴として20代の若手会員や女性会員の比率が高く、退会者が少ないことも支部の強みです。また、地域の高校と連携した「高校生サロン」を継続して実施し、地域の未来を担う若者との交流を深めています。本年からは会員企業の視察事業も開始し、経営実践を現場で学び合う機会づくりにも力をいれています。
支部長の紹介
私は支部設立時の2016年に入会し、本年、初代飯田支部長、2代目安田支部長からバトンを受け継ぎ、3代目支部長に就任いたしました。設立から10年を迎えた今、次の10年を見据えた組織づくりに取り組んでいます。その1つが支部規約や役職定義の整備です。若い会員が積極的に挑戦し、経験豊富な会員が支えることで、多くの会員がさまざまな役割を経験できる組織をめざしています。また、「知行合一(ちこうごういつ)」を大切にし、学びを実践へとつなげる風土づくりを進めていきたいと考えています。併せて、例会の出欠回答率100%を目標に掲げています。現在の例会出席率も約40%と決して低くはないと考えますが、まずは出席・欠席を問わず意思表示をしていただくことで会員同士のつながりを維持し、それが参加率向上にもつながるのではと考えています。
仲間づくりの取り組み
安房支部では、基本的にまずはゲストとして例会に参加いただき、同友会の学びや雰囲気を体感してもらった上で自発的に入会を検討していただいています。お付き合いによる入会は求めず、「経営を学びたい」という意思を持った方との仲間づくりを大切にしています。また、例会報告者は会員を中心とし、自社の経営課題や実践を率直に開示することで学びの質を高めています。一方で、懇親会も重要な学びの場と考え、楽しく本音で語り合える関係づくりを重視。若い会員の意見やアイデアを積極的に採用する文化も根づいています。さらに毎年夏には家族参加型のサマー例会を開催し、海辺でのバーベキューや海遊びを通じて交流を深めています。初代支部長が企画・運営するゴルフコンペも継続しており、世代を超えた絆づくりへとつながっています。今後は旅行なども企画してほしいと若い会員たちからリクエストもあるので早速実施していこうと計画しています。
「中小企業家しんぶん」 2026年 7月 15日号より










