群馬同友会は8月21日、ビエント高崎にて第11回障害者雇用フォーラムを開催し、22名が参加しました。開会にあたり、町田英之・代表理事が「企業は法定雇用率を満たすだけでなく、障害者を1人の戦力として生かすこと。そのためには経営者が学び理解することが必要で、その学びを進める機会としたい」と主催者を代表してあいさつしました。
続いて、小野寺徳子氏(元厚生労働省職業安定局障害者雇用対策課長)が「人を生かす経営と障害者雇用」をテーマに講演を行いました。講演では、障害者雇用率制度と納付金制度の2つによって、日本全体の実雇用率が向上してきたことがデータを用いて紹介されました。一方で、企業規模によって差が拡大していることや、いわゆる「雇用代行ビジネス」の広がりなどの課題があることも指摘。小野寺氏は「障害者雇用は企業改善につながる経営戦略であり、働きたくても働けない人に活躍の場をつくることが必要。理解を深め、一歩を踏み出して、企業の存続・発展のために挑戦してほしい」と呼びかけました。
その後はグループ討論で議論を深め、「制度を知り、その人の特性を知り、どうすれば活躍できるのかを考えること」「雇用だけでなく1人の人間として関わることも最初の一歩になる」などの意見が出されました。
最後に、群馬同友会で初代委員長を務めた生沼英治氏が「参加者1人1人が本日の学びを職場や家庭で伝え、行動することで何倍もの影響が生まれる。人を生かす会社を増やしていくことが私たちの役割」とまとめを行い、閉会しました。
「中小企業家しんぶん」 2026年 9月 25日号より










