北海道経済の活性化と中小企業振興をめざして 
北海道経済部と懇談(北海道)

 8月21日、北海道同友会と北海道経済部との懇談会が開催され、北海道経済部からは水口伸生経済部長、矢野伸一地域経済局長をはじめ課長や室長など11名が出席。同友会からは藤井幸一氏、池川和人氏、本田哲氏の各代表理事など13名が出席しました。

 同懇談会は2006年以降ほぼ毎年開催されており、北海道経済の活性化と中小企業振興をめざし、率直な意見交換を重ねています。

 今年度の懇談会では、冒頭、北海学園大学教授の大貝健二氏が「北海道DOR(景況調査4~6月期)から見えたもの」をテーマに分析結果を報告。中小企業はコスト高騰、価格転嫁の難しさ、人材不足という「三重苦」に直面しており、業況判断は前年同期比で「やや悪化」。大企業を中心に改善傾向を示す日銀短観との乖離(かいり)について、「現代版の二重構造」と指摘しました。

 その後、「北海道の魅力づくり」と「人材の確保と育成」の2テーマに分かれてグループ討論を実施。「北海道の魅力づくり・市場開拓」では、北海道全体を象徴するブランドづくりや地域の歴史・文化を活用した「ヒストリカルブランディング」、インバウンドへの対応などについて活発な意見交換が行われました。また、移住促進・子育て支援策の充実を求める声も上がりました。

 閉会にあたり水口経済部長は、「本日の気づきを今後の施策に生かしていきたい」と述べ、北海道の中小企業と地域の発展に向け、引き続き連携を深めることを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2026年 9月 25日号より