中同協第8回役員研修会が5月24~25日、広島で開かれ、11同友会と中同協から53名が参加しました。この研修会は、中同協が場所を変えて年2回開いているものです。
内容は、前7回を踏襲し、第1講「同友会運動の歴史と理念から何を学び、継承発展させるか」(田山謙堂中同協元会長)、第2講「現代日本の中小企業の経営課題と同友会運動」(赤石義博中同協会長)、第3講「同友会運動のリーダーの使命、役割は何か」(鋤柄修中同協幹事長)という布陣で行われました。
参加者からは、「同友会の歴史とともに歩まれた先輩方から耳と体で生の話を体系的に聞き、実感的に学ぶことができた」「人を生かす経営とはなにか、人間らしく生きるとはどういうことか、を常に念頭において実践し続けたいと思いました」など、2日間の学びを凝縮したレポートが提出されました。
赤石氏は、研修会のまとめで、「自分のことばで語り、自分の頭で考え、実践に移すこと、そのプロセスが“学び”にほかならない。“知る、学ぶ、広げる”ことに挑戦し続けましょう」と語りました。
「中小企業家しんぶん」 2007年 6月 15日号から