【第38回中小企業問題全国研究集会】日本の未来の土壌づくりを~宮城さ 来てけさぃん!

 「よい会社と豊かな地域づくりを車の両輪に、日本の未来の土壌づくりを」をメインテーマに、3月6~7日、宮城県仙台市で「第38回中小企業問題全国研究集会」(全研、中同協主催)が開催されます。 「中小企業憲章」制定運動が進む中、今回の全研のキーワードは「地域」。開催を担当する宮城同友会では、全研を契機に、地域の「中小企業振興条例」制定を進めたいとしています。

あけましておめでとうございます

 昨年は、日本中小企業家同友会が東京に誕生して50年という節目の年でしたが、今年は新たな半世紀に向けてのスタートの年です。

 私たちは、その輝かしい年に「第38回中小企業問題全国研究集会」を東北は宮城の仙台で開催できることを大変誇らしく思うとともに、責任の重さを改めて強く感じています。

 今回の全研を宮城で開催することの意義は、第1に、全国各地で実践されている日本の未来の土壌づくりに学んで、よい会社と豊かな地域づくり運動をつなげるためです。第2には、これを契機に東北各県の同友との連帯をこれまで以上に深めて自主的な地域づくり・仕事づくりをより一層すすめたいと願っています。第3には、宮城同友会を質量共に強め、より一層地域からあてにされる組織にするためです。

 私自身も、今回の全研の実行委員長をお引き受けしたのは、何よりも同友会の目指す国のビジョン、地域のビジョン、企業のビジョンをつなげて考える、という運動と理念の一体性に共感しているからであり、今こそ、われわれ中小企業家が自社の経営革新と地域の活性化を同じことととらえて、立ち向かう気概を持つべき時だと実感しているからです。

 「よい会社と豊かな地域づくりを車の両輪に、日本の未来の土壌づくりを」をメインテーマに、初日は中同協相談役幹事の赤石義博氏の「地域力経営とは」の基調講演でスタートし、2日間にわたる18の分科会での学び合いの後、最後は古里の山に植林をする牡蠣(カキ)養殖家で、「森は海の恋人」として教科書にも載っている畠山重篤氏((有)水山養殖場代表取締役)の記念講演で締めくくる、という中身の濃い内容となっています。

 全国の仲間と企業と地域づくりへの思いを心ゆくまで交わし合うこと、そのためにグループ討論を充実させ、徹底して学びあうことを最高のおもてなしと考えて準備をすすめています。皆様のお越しをお待ちしています。

第38回中小企業問題全国研究集会 実行委員長 鍋島 孝敏(日東イシダ(株)社長)

第38回中小企業問題全国研究集会

日時 3月6日(木)13時~7日(金)正午
会場 江陽グランドホテル(メイン会場)

*基調講演「地域力経営とは」と18の分科会(1日目)と、記念講演「森は海の恋人」(2日目)
*お申し込みはご所属の同友会事務局まで

 なお、見学分科会(第16、17、18分科会)の参加登録は定員に達し、締め切られました。

 詳細は下記ホームページ
http://www.miyagi.doyu.jp/38zenken/