同友会の各地のブロックで事務局研修会など開催

【九州・沖縄ブロック事務局研修交流会】事務局員の交流と連帯を深める
【中日本ブロック事務局研修交流会】事務局員と会員のパートナーシップは
【関東甲信越同友会事務局活動交流会】地域・企業づくりのビジョンと働きがい


事務局員の交流と連帯を深める~九州・沖縄ブロック事務局研修交流会

 「第2回九州・沖縄ブロック事務局研修交流会」は11月30日~12月1日、大分・湯布院で開かれ、8同友会と中同協から34名が参加しました。事務局員の役割を確認し、誇りや働きがいを育み、ブロック内の局員間の交流と連帯を図るため、本ブロックでは隔年で開かれています。

 1日目は「同友会とともに歩んで20年」と題して、沖縄同友会創立時からの事務局長である大城辰彦氏が、代表役員と沖縄一の経営者団体になるとのビジョンを共有し、それを実現することを自らの生きがいとしてきた過程などを報告しました。また、事務局の任務と役割を全国的に検討している状況を、平田・中同協事務局次長が報告し、5つのグループに分かれて、各事務局内の問題点や課題について経験交流しました。

 2日目は、バレーボールやドッジボールの対抗試合を行い、連帯を深めました。


事務局員と会員のパートナーシップは~中日本ブロック事務局研修交流会

 2月1日、「第2回中日本ブロック事務局研修交流会」が岐阜市で開かれ、7同友会と中同協から34名が参加しました。

 「同友会事務局と会員とのパートナーシップについてさまざまな角度で考えよう」を研修のねらいとし、事前に各同友会事務局で本テーマを検討してレポートを提出。それにもとづいて全同友会が報告を行い、5つのグループに分かれて討論しました。

 グループ討論では、「役員の企業訪問を行い、積極的に経営問題を投げかけあい、その中から同友会の課題を明らかにしていくことが大切」「会員訪問の際には業種や地域などを考えて系統的に行い、局内でその様子を共有することが大切」「中同協で検討されている事務局の役割の文書をもとに、役員の皆さんと認識のすり合わせをしたい」「内務中心の局員の場合、電話で丁寧な対応をし、会員との信頼関係をつくる」など貴重な経験が交流されました。


地域・企業づくりのビジョンと働きがい~関東甲信越同友会事務局活動交流会

 「第3回関東甲信越同友会事務局活動交流会」は2月9日、埼玉で行われ、5同友会・中同協から23名が参加しました。

 冒頭、松林・東京同友会事務局長が、中小企業をとりまく情勢を交えながら、「どういう地域、どういう企業づくりをすすめるかを考えることが同友会に求められている。事務局同士が交流することは、各同友会がビジョンを考えていくうえでも大事」とあいさつ。

 報告では、千葉同友会の逸見事務局員、埼玉同友会の田ノ上事務局員、新潟同友会の瀬野事務局員が、自分の経験を振り返りながら、事務局員としてのやりがいや働きがいについて話しました。

 グループ討論では、「支部・地区・例会・増強」「指針・求人・教育」「組織・広報・政策」など担当分野に分かれて意見交換。参加者からは「各同友会に共通する課題が交流できてよかった」といった感想が出されました。

 最後に、斉藤・千葉同友会事務局次長が「同友会への期待が高まっている今の情勢をよくつかみ、経営者の会社にかける思いをくみ取り、それにこたえられるよう、情熱をもって取り組んでいこう」と呼びかけました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 3月 5日号から