2010年「京都全研」へ向けて実行委員会が本格始動【京都】

120名が参加した全研実行委員会「本格始動決起大会」

 本年2月に開催された熊本全研(第39回中小企業問題全国研究集会)には、来年の全研(2010年2月11~12日)を担当する京都同友会から約100名が参加しました。

 そこでの学びを受け、京都同友会では、2月23日に第40回全研実行委員会「本格始動決起大会」を開催。当日は実行委員約120名が集い、意思統一を図りました。

 中沼壽代表理事は、あいさつの中で「全研準備を通じ、同友会と企業の質を充実させよう」と呼びかけ、北村卓也全研実行委員長は、「実行委員は、自らが率先してよい企業づくりに取り組む姿勢が大切。主体性を持って全研に取り組もう」と呼びかけました。

 京都ではこの全研に先立ち、プレ企画として5月16日に第13回京都経営研究集会を開催します。

「高めよう!!経営力、乗り越えよう!! 経済激震~『人を生かす経営』が今こそ光り輝く」をテーマに8つの分科会(「特別分科会=世界同時不況をどう捉えるのか」「経営環境への対応」「経営指針と経営姿勢の確立」「共育ちと経営指針」「地域に生きる経営」「憲章・条例づくり」「事業継承・後継者育て」「地球環境と経営」)を設営。

(1)学んで実践した経営事例を報告し、各企業の到達点と課題を明らかにする
(2)来年の京都全研に向け全国規模の研修活動に準じた学び合いに参加する機会とする
(3)経営事例報告とグループ討論で学びを深める活動の定着と習熟を進める
(4)会員拡大の節目とする

ことを位置づけ、3~4月には、各分科会のプレ報告会やグループ長研修を準備しています。

 京都同友会では、熊本全研から京都研究集会、さらに来年の京都全研へと、その成功に向け、力を合わせステップアップを図っていきます。

「中小企業家しんぶん」 2009年 3月 25日号より