新支部の誕生 ゆ~ほく支部(熊本)

学びと交流を深め、地域の期待に応えることのできる支部に

 熊本同友会は3月25日、8番目の支部となる「ゆ~ほく支部」設立総会を開催。2006年に宇城支部が誕生して以来、4年ぶりの新支部誕生となりました。

3年後、100名会勢をめざして

ゆ~ほく支部

 桜のつぼみもほころび始めた3月25日、熊本同友会は「ゆ~ほく支部」設立総会を山鹿温泉清流荘で開催しました。既存会員22名、新入会員8名、計30名で、この日の設立総会を迎えました。

 名称の「ゆ~ほく支部」は、熊本県北部の熊北(ゆうほく)をひらがなで親しみやすく表現するとともに、対象となる荒尾・山鹿・玉名の3市と玉名・鹿本郡が温泉地としても有名なこともあり、「湯」をイメージして命名しました。

 これまで5回の準備委員会で、新支部の指針を検討。また、2回のオリエンテーションを開催し、同友会の歴史と理念をはじめ、役員の実践報告で同友会の魅力を伝えました。

 設立総会当日は、多くの役員もお祝いに駆けつけ、68名が参加しました。

 冒頭、米村浩幸代表理事が開会のあいさつを述べた後、中嶋憲正山鹿市長と小柳健一荒尾市建設経済部商工観光課長から、期待と励ましを込めた祝辞が述べられました。

 初代支部長に選出された上田久男氏((株)丸美屋代表取締役専務)は、「対象地域には約2000の企業が存立しています。地域の隅々まで同友会理念を浸透させ、早期の50名会勢を達成します」と力強く宣言すると、会場から大きな拍手がわき起こりました。

 続いて行われた記念講演では、麻生雅憲大分同友会理事((株)翼代表取締役)が「企業の再生、それは人の再生~再生ビジネスによる市場創出で地域貢献をめざす~」と新支部設立にふさわしいテーマで報告。

 懇親会では、地元の伝統芸能である山鹿灯篭踊りが披露され、そのしっとりと優雅に舞う姿を堪能。既存会員とゲストの交流もさらに深まり、その場で新たに6名が入会しました。

 36名でのスタートとなったゆ~ほく支部が、地域に根ざした支部として飛躍を遂げることを確信しつつ、盛会のうちに幕を閉じました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 4月 15日号より