青年同友会40周年~670名会員で迎える【愛知】

愛知千年同友会

 青年同友会が1970年に発足して40年。2月6日には40周年を記念して、「自律への扉~経営者の覚悟が扉を開ける鍵となる」と題しての宮崎由至氏/宮崎本店社長(中同協副会長)の基調講演と5つの分科会が行われ、330名が参加しました。

 青年同友会は後継者の悩みや経営者としての資質を高めようと若手会員32名で発足し、今日では愛知同友会3000名会員の2割、600名を占めるまでに成長しました。

 青年同友会には、同友会理念を早期に社業に反映し、地域社会・経済や同友会、各企業の次世代リーダーとなるための、「青同の3つの目的」があり、それに基づいて活動しています。

(1)「知る・学ぶ」
 我々は、青年経営者として、同友会を知り、その本質を学び続けます。

(2)「成長・発展」
 我々は、青年経営者として、常に成長し、 自社を発展させ、地域社会に貢献し続けます。

(3)「仲間づくり」
 我々は、本物の仲間づくりをし、青年同友会(青年経営者)の輪を拡げ続けます。

 3月26日には恒例となった卒業式が開催され、卒業生や会役員、受入地区役員の皆様など300名が参加しました。

 卒業生にとっては、青年同友会活動を振り返り、今後の地区での活動に向けて一歩を踏み出す場であり、現役青同会員にとっては、共に学んできた卒業生へ感謝の気持ちを込めて送り出す場です。

 壇上に立つ卒業生一人ひとりのスピーチからは、地区で自社と自分の成長のために活躍していこうとする気概が感じられました。また、送りだす会員はその一言を真剣に心に刻もうとしている姿が印象的でした。(=写真上)

「中小企業家しんぶん」 2010年 5月 5日号より