10月20日、宮崎同友会は産学官民連携部会「MANGO」を設立しました。設立総会には、行政、福岡同友会FASTメンバー、岩手ネットワークシステム(INS)メンバーを含む65名が出席。北海道同友会HoPEからも祝電が届きました。来賓の宮崎県商工観光労働部工業支援課の冨高課長は「民間が主体となっての連携組織は、県内でも初めての取り組み。宮崎経済の活性化に向けて、ネットワークの形成や新産業の創出に期待しています」と激励。第2部では「産学官民連携が生み出すもの~岩手ネットワークシステムINSの取り組み~」のテーマで、岩手大学の清水健司教授より記念講演がありました。
「MANGO」は、Miyazaki Active Networking for Glocal Outcome(宮崎の活性化のために積極的につながり、地域性を活かしたグローバルな成果を)から命名。準備会の段階より行政、産学・地域連携センター、大学、銀行からもフェローとして参加いただき、産学官の枠を越えて、地域の活性化のために何が必要かを考えあいながら設立趣意書をまとめました。
設立の目的には「地域の人材や資源を活かしながら、持続可能な地域社会づくりに貢献していくことが求められています。『どういう宮崎をつくっていきたいのか』『未来ある若者の雇用の場をどうつくっていくのか』―宮崎の持つ資源や課題をテーマに“新しい仕事”を生み出していくため、志を共にした多くの方と宮崎の未来の創造に向けてつながっていきます」と掲げています。
「10年で100のプロジェクトを生み出し1000名の雇用を実現する」を目標に「MANGO」は、スタートしました。
「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 5日号より