絆! 人の手と心で伝える情報発信~2011全国広報・情報化交流会in石川に117名

 10月13~14日、2011全国広報・情報化交流会が石川県金沢市で開催され、19同友会・中同協から117名が参加しました。

 「絆! 原点に立ち返り、人の手と心で伝える情報発信~学び、本質を伝え、仲間を増やす~」をテーマにした今回の交流会。1日目は冒頭、「東日本大震災からの復興に向けて~同友会としての広報・情報化の役割と意義」と題してパネルディスカッションが行われました。

 パネリストを八坂豊・奈良同友会代表理事、村上智彦・福島同友会事務局主任・郡山事務所長、松井清充・中同協事務局長の3名、コーディネーターを加藤昌之・中同協広報委員長が務め、東日本大震災に際して、それぞれの立場で広報・情報化の機能を活用・強化しながら、いかに復興に向けた取り組みを行ってきたかを報告、多くの感動を呼びました。なお、1日目全体会の模様は、全国に動画配信されました。

 引き続き3つの分科会で、被災地での情報発信・共有のあり方、地域活性化における広報・情報化の役割、新しい情報共有のあり方などを学びあいました。

 2日目は、「学び、本質を伝え、仲間を増やす広報・情報化とは」のテーマで中村高明・中同協副会長・情報化推進本部長が問題提起。「広報・情報化は組織力を高め、最強の組織をつくるための戦略の1つ」であることを強調しました。最後に加藤昌之・中同協広報委員長が「豊かな地域づくりを広報・情報化が『背骨』となって進めていこう」とまとめを行いました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 5日号より