「三者包括的連携に関する友好協定」を締結【大阪同友会・羽衣国際大学・関西産業活性協議会】

 大阪同友会は羽衣国際大学(堺市)と関西産業活性協議会との「三者包括的連携に関する友好協定」を10月25日締結しました。

 調印式には大阪同友会、羽衣国際大学、関西産業活性協議会の三者ならびに記者も含め総勢61名が出席。各団体概要を説明したのち、今回の友好協定の目的説明がされ、堂上勝己・大阪同友会代表理事、岸本幸臣・羽衣国際大学学長、大槻眞一・関西産業活性協議会代表理事が三者立会人のもと協定書に署名しました。

 協定内容では、同友会は羽衣国際大が行う教育・研究活動や地域貢献活動に対してこれを支援し、協力すること。羽衣国際大は、産学連携による「人材育成」「グローバル化対応」で同友会が行う企業経営の研究などの活動に対してこれを支援し、協力すること。また、関西産業活性協議会は、目的達成のために、両者に対してこれを支援し、協力することを掲げています。相互の連携により中小企業の活性化を通じて地域社会へ貢献をするため、友好協定を締結することになりました。

 調印式に続いて記者発表では、三者より「地域産業の発展、中小企業のアジアへの進出を推進」「グローバル化に適応できる人材を育てること」「企業間および企業と大学との橋渡し役や海外サポートを務め、地域振興を図る」などの発言がありました。

 記念講演ではスリランカ出身のにしゃんた・羽衣国際大学准教授が「変化こそ唯一の永遠―変化することを楽しもう」をテーマに講演。懇親会でも三者の参加者が多数参加し、課題を共有し友好を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 11月 25日号より