高まる評価・期待にこたえよう~総会議案など論議【中同協第2回常任幹事会】

 3月26日、中同協第2回常任幹事会が東京で開催され、36同友会と中同協より71名が参加しました。

 冒頭、鋤柄会長が次のようにあいさつを行いました。「最近、中同協の会議などで『エネルギーシフト』という言葉をよく耳にすると思います。エネルギーシフトとは、簡単に言えば、日本のエネルギー自給率はわずか4%なので、再生可能エネルギーにシフトしていく準備にそろそろ入らなければならないのではないかということです。ぜひ全国で学習を始めていただければと思います。また、いよいよ4月からは消費税率が8%にアップします。準備をしていてもなかなか転嫁できないというところもあるかと思います。1カ月が経過したら調査を実施して、全国的に中小企業の実態を発信していきたいと思います」

 第1部・各議題の審議では、第44回中小企業問題全国研究集会(2月13~14日、広島)のまとめがあり承認。第2回東日本大震災復興シンポジウム(3月5日、岩手)の結果、第17回女性経営者全国交流会(6月12~13日、熊本)の準備状況について報告がありました。

 中同協第46回定時総会(7月10~11日、新潟)の準備について、総会実施要綱などの提案があり承認。第42回青年経営者全国交流会(9月18~19日、奈良)の企画概要、中小企業憲章・条例推進月間やe.doyuの取り組みについて報告・提案がありそれぞれ承認しました。 各専門委員会・連絡会からの報告と問題提起が行われ、政策委員会からは「『経営者保証に関するガイドライン』を活用しよう」(左上の記事参照)の提案があり承認しました。

 第2部では、2014年度の中同協総会議案の概要とエネルギー宣言案について広浜幹事長が問題提起を行い、グループで討議。最後に広浜幹事長が「同友会に対する外部からの評価と期待が非常に高まっています。期待以上の成果をもってこたえていきましょう」とまとめを行い閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 4月 15日号より