人を生かし、企業を変え、持続可能な地域をつくろう!【中同協第47回定時総会IN岩手を開催】

エネルギーシフトで自主的・平和的な日本の未来を~全国から1017名が参加

 7月9~10日、「人を生かし、企業を変え、持続可能な地域をつくろう!~エネルギーシフトで自主的・平和的な日本の未来を~」をテーマに、中同協第47回定時総会が岩手県盛岡市で開催され、47同友会・中同協から1017名の参加がありました。

中同協定時総会

 1日目の全体会では、開催地を代表して田村満・岩手同友会代表理事が、東日本大震災以降の全国からの支援への感謝も交えながらあいさつ。鋤柄修・中同協会長が主催者を代表して、来賓を代表して谷村久興・岩手県中小企業団体中央会会長がそれぞれあいさつしました。

 その後、総会議案や規約改正などの提案が行われ、1日目の全体会は終了。引き続き見学分科会を含む計16の分科会が行われ、活発な論議が交わされました。

 懇親会では水戸谷剛・実行委員長の開会あいさつの後、20名の来賓が登壇。来賓を代表して谷藤裕明・盛岡市長が歓迎のあいさつを述べました。乾杯は、田口幸雄・(株)岩手銀行代表取締役頭取が行い、参加者は地元の食を楽しみながら交流を深めました。

 2日目は、来賓の達増拓也・岩手県知事と米村猛・中小企業庁参事官から、「活力ある産業が蘇ってこそ真の復興」、「同友会との連携を強化していきたい」と、それぞれ中小企業や同友会への熱い期待を込めたあいさつがありました。

 広浜泰久・中同協幹事長から「先人が築いてきた同友会運動の確かな資産を活用し、次の世代につなげていこう」と補足報告が行われ、満場の拍手で議案が採択されました。新役員を代表して鋤柄会長があいさつし、中同協の各専門委員長・部会・連絡会代表12名による行動提起が行われました。

 続いて、岩手同友会の河野和義・(株)八木澤商店会長から、全国からの支援への感謝の言葉が述べられた後、参加者全員で「花は咲く」の大合唱が行われ、会場を大きな感動が包みました。

 最後に次回開催地を代表して閉会あいさつに立った堂上勝己・大阪同友会代表理事は「大阪では組織改革を行い増強に励んでいます。来年はぜひ大阪にお越しください」と呼びかけ、2日間の幕を閉じました。

 なお、2日間でネパール大地震への義援金が42万3635円集まりました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 7月 25日号より