理念の理解と「実践」を【第27回中同協役員研修会】

中同協役員研修会

 5月26~27日、第27回中同協役員研修会が埼玉で開かれ、12同友会から49名が参加しました。今回は、中同協青年部連絡会で呼びかけられたこともあり、青年経営者の参加が目立ちました。

 第1講は「同友会のリーダーの使命」について鋤柄修・中同協会長が、第2講は「同友会運動の歴史から何を学び、継承発展させるのか」と題して、国吉昌晴・中同協顧問が報告しました。

 鋤柄氏からは同友会の役員となって自己変革をはかり、経営実践することの大切さと、経営者として学ぶことは実践することとして「理念だけでは飯は食えないが、理念がなければ継続できない」と強調。

 国吉氏は同友会が創立以来「自主」にこだわり、「労使見解」や経営指針、共同求人活動など独自に作り上げてきた運動の意義を紹介しました。

 2日目の第3講は「同友会運動の発展のために、同友会理念に基づく企業づくり」として、広浜泰久・中同協幹事長が同友会理念と企業経営や会運営のあり方について報告しました。

 参加者は「自らの実践を語ることで会員増強できるようにがんばります」など決意を固めていました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 7月 5日号より