誇り高き「理念」につどい新しい時代へチャレンジ! 中同協第54回定時総会in沖縄

 7月7~8日「誇り高き『理念』につどい新しい時代へチャレンジ!」をスローガンに、中同協第54回定時総会が沖縄で開催され、47同友会と中同協から約1200名が参加しました。2019年以来、3年ぶりの現地開催となります。

 1日目の冒頭、開催地を代表して喜納朝勝・沖縄同友会代表理事が「中小企業の発展は平和があってこそ。この総会で同友会理念を再確認し、自社の経営・地域課題に取り組みましょう」とあいさつ。

主催者を代表して広浜泰久・中同協会長のあいさつに続き、内閣府沖縄総合事務局田中愛智朗局長をはじめとする来賓3名よりあいさつがありました。

 議長には、加藤昌之・愛知同友会代表理事と岡崎雄一郎・山口同友会代表理事が選出され、中山英敬・中同協幹事長から総会議案の提案が行われました。続いて、17分科会に分かれ、実践事例に学びながら議案を深めました。

 2日目には、まず議案、予算などを採択し、宮城光秀・沖縄同友会副代表理事が総会宣言を読み上げ、満場一致で採択されました。

 続いて、てぃーだ観光(株)のスーパーバスガイド崎原真弓氏による特別報告がありました。「平和でなければ中小企業の繁栄はありえない」をテーマに1人芝居による沖縄戦の母子のエピソードは、平和と命の大切さを実感するものでした。特別講演は、「ポストコロナと中小企業の果たす役割」と題して京都橘大学の岡田知弘教授が登壇しました。

 最後に、次回の総会開催地である埼玉同友会の実行委員長、宇梶純江氏、小松和人氏の閉会あいさつで2日間の総会が終了しました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 7月 25日号より