主体的に実践する女性部になろう
2023年度第1回中同協女性部連絡会

 9月6日に第1回中同協女性部連絡会が東京で開催され、28同友会および中同協から64名が参加しました。

 冒頭、橋本久美子・中同協女性部連絡会代表が担当幹事就任のあいさつを兼ねて(1)目的と目標を大切に、(2)女性部はなぜあるのか、(3)正解は1つではない、(4)自分の目と耳で確かめて違いを認める、(5)「期待に応えるだけ」から卒業しようという5点を提起しました。続く報告、確認事項として、福岡で6月に開催された第26回女性経営者全国交流会(女全交)のまとめと2024年に大阪で開催予定の第27回女全交の開催概要と進捗状況などについて共有しました。

 今回の連絡会では2つの報告・提起がありました。はじめに「女性部連絡会の歴史から未来を読みとく」をテーマに、石塚智子・女性部連絡会副代表が50年にわたる同友会の女性組織の歩みを、女性を取り巻く社会情勢や環境変化を交えて報告。続いて橋本代表が、女全交の捉え方や関わり方を全国の役員を中心に共有の輪が広がっていくことをめざして、開催意義・目的案を提起しました。2つの報告・提起をもとに行われたグループ討論では、各同友会それぞれの個性を生かしながら、共通した意義や目的などについて交流し、深め合いました。

 村井由香・女性部連絡会副代表は「女性部では女性が主体的に意思決定をして責任を持つキャリア(経験)の早回しをする機会が多くあり、そこで得られた経験は普段の経営や生活にも必ずつながっています。周囲の期待を超えるような実践を重ねて成長していきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 9月 25日号より