【2023組織強化・会員増強全国交流会 問題提起】
組織全体の質と量を高め、仲間づくりを進めよう
全国の組織強化・会員増強の課題と今後の仲間づくり 中同協幹事長 中山英敬氏

8月22日、「強靭な体質の同友会づくりを進め、中小企業の魅力を発信しよう!」をテーマに2023組織強化・会員増強全国交流会がオンラインで開催され、43同友会と中同協から381名が参加しました。

全国の会員数の推移では、2020年まで過去最高会勢を11年連続で更新していました。その後コロナの影響でダウンしましたが、その翌年から590名の純増、さらに昨年は986名の純増を達成。過去最高会勢まで、298名のところまで回復してきています。入会数も2020年に2549名まで落ち込みましたが、昨年度は4609名と順調に回復。退会数も2年連続で7%台に抑えられています。支部・地区単位でみると、全国で54支部・地区が年間10名以上純増を達成しています。続いて市区町村別の対企業組織率ですが、全国平均5%を10年ビジョンで掲げています。10%以上を実現できているのが76市町村です。

例会づくりでは、例会の入会対象者の参加者数は平均で5・5名です。年間6000回を超す例会の平均では素晴らしい数字だと思います。ここをしっかり増やしていきましょう。また開催形式については「リアルのみ」が増えており、対面へのこだわりが見えます。経営指針の成文化に向けた取り組みもすべての同友会で行われ、経営指針成文化セミナーなどの修了者の数は昨年度1577名で、2014年以降の調査で最も多くなっています。

新年度から現在までの会員増強の状況についてお話しします。この4カ月間では期首から純増36名となっています。あと298名ですので、今年度中には間違いなく過去最高会勢を更新するでしょう。対企業組織率では全国で現在2・9%です。5万名だと3・1%になります。ブロックごとに見ても、大体が3%を超え、一番高くて北海道ブロックが7・97%と、同友会の影響力がついてきていることが分かります。全国平均も3%をしっかりクリアしましょう。

入退会者の推移では、この4カ月を見ると回復への動きは衰えてないことが分かります。2021年度11月のプラス215名の純増からのV字回復の勢いは現在も続いていると捉えています。

それにあわせて連続純増や過去最高会勢となった同友会も目立ってきています。青森が2年連続、続いて秋田が創立から18年連続の純増。山形が過去最高会勢を実現。千葉が2年連続、神奈川が過去最高を実現。長野が5年、兵庫同友会も16年連続、鳥取も過去最高を実現。島根も創立から21年連続で純増しています。広島が過去最高を実現して2900名を突破しました。山口も過去最高を実現し、徳島が過去最高で20年純増が続いています。

最後に、23年度の課題と活動方針の中で要約された組織強化と会員増強についての4点の項目を確認します。

1つ目は全会員が経営指針を成文化し、その実践と成果を検証する仕組みをつくること。2つ目に、毎月の例会が自社の経営課題の発見につながるような例会づくりをすること。3つ目が、会員増強の目標を改めて確認し、達成に向けての活動の見える化(数値化)。4つ目が青年の力と女性の豊かな感性で目標達成に向けての雰囲気づくりです。青年部や女性部の勢いで増強の雰囲気づくりを醸成し、過去最高会勢を更新していきましょう。

「中小企業家しんぶん」 2023年 10月 15日号より