同友会でしか会えない仲間と魂が共鳴するような学び合いを
中同協関東甲信越ブロック支部長交流会

 10月5日、2023関東甲信越ブロック支部長交流会が埼玉同友会の設営で新都心ビジネス交流プラザにて開催され、10同友会および中同協より71名が参加しました。

 冒頭、三宅一男・中同協副会長より「同友会でしかできない活動、同友会でしか会えない仲間と経営の悩みや喜びを共有し、魂が共鳴するような学び合いをしましょう」とあいさつがありました。

 続いて、3名の支部長から事例報告がありました。最初に山梨同友会・北支部長の小池英幸氏((有)アカシア代表取締役)が、「超密着型支部~地域と共に歩むために」をテーマに報告。北支部は山梨県北杜市(人口4万5000人)と韮崎市(人口2万8356人)がエリアで、2014年3月に会勢31名で設立、現在61名となっています。会員総参画にこだわり、出欠登録回答100%を目指して、小グループ活動などを実施し、中学校と連携している取り組みを学びました。

 次に、埼玉同友会・川口支部長の福井千波氏((株)コマドデザイン代表取締役)が報告。川口支部は埼玉同友会の中で一番古い支部。22年は会勢58名でしたが23年には87名となり、純増数全国5位になりました。仲間づくりの取り組みについて、「大切な仲間と共に学び切磋琢磨したい! 共に素敵な地域をつくりたい!」と「経営者ナイト」「近況報告会」「ランチ経営塾」などを取り入れた取り組みや、女性会員も増えてきていることなどについて報告がありました。

 最後に茨城同友会・日立支部長の高橋秀幸氏(TKコンストラクト代表)が「例会を会社発展の一番の機会に~参加者全員がアウトプットする支部例会づくり」をテーマに報告。日立支部は茨城県北部をエリアとし、この2年で33名から39名と6名純増しています。例会づくりに重点をおき、座長と室長を決めてから報告者を選定。報告者と参加者が双方向で「問いかけ」ができる例会づくりの取り組みについて報告しました。

 その後、お互いの支部の活動を交流し、活発な意見がグループ討論で交わされ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 10月 25日号より