同友会運動と企業経営を不離一体で取り組もう 中同協中日本ブロック代表者会議

 10月4~5日、福井市にて中同協中日本ブロック代表者会議が4年ぶりにリアルで開催され、7同友会ならびに中同協から37名が参加しました。

 冒頭、開催地を代表して山内喜代美・福井同友会代表理事から歓迎のあいさつがあり、加藤明彦・中同協副会長(中日本ブロック)から主催者あいさつと本会議の趣旨説明がありました。今回の目的は、厳しい環境変化の中で、「同友会運動と企業経営は不離一体」の観点からどう企業づくりを進めていくか。各同友会の特徴的な活動を学び合う。役員同士の人間的交流を深めるの3つです。

 実践報告は「同友会運動と企業経営は不離一体」をテーマに加藤昌之・愛知同友会代表理事と水島正芳・福井同友会代表理事の2名が登壇。グループ討論では、自社の経営課題に対し同友会でどう解決していくかをテーマにそれぞれの経営課題を出し合い、その解決に向けて議論を深めました。

 2日目は、対外関係や役員育成などを中心に活動交流を行いました。金融機関や大学との連携などが進んでいる事例が多く共有され、同友会の担い手づくりについては役員研修や会員増強の取り組みなどを交流。

 加藤明彦・中同協副会長は、「同友会運動の3つの目的、自主・民主・連帯の精神をどう企業経営に生かすか。われわれ役員は企業実践を通じて同友会の語り部となり運動をけん引していかなければならない」と強調しました。

「中小企業家しんぶん」 2023年 11月 5日号より