事務局は同友会運動のパートナー 第19回中同協関東甲信越ブロック事務局研修活動交流会

2月16日、東京にて「第19回関東甲信越ブロック事務局活動交流会」が開催され、8同友会と中同協から42名が参加しました。

最初に、林隆史・東京同友会事務局長が問題提起を行い、「事務局員は事務作業者ではなく、同友会運動の両輪でありパートナーです。今日は自分の仕事の意味を深く洞察し、自らの姿勢と戦略について考えましょう」と述べました。

続いて「同友会活動の基本のキ! 支部と事務局」と題して中村千春氏(長野同友会事務局員)が報告を行い、その後のグループ討論では担当支部の好事例と課題を共有しました。

午後の部は、「出た課題に対して、運動のパートナーとして何ができますか? 何をしますか?」をテーマにさらに討論。討論発表では「1人1人が『パートナーとは何か』を具体的にイメージして会員と関係を構築していく必要がある」「増強の重要性を知れる機会を会員に提供していきたい」などの意見が出されました。

次に、「共に育つ:同友会運動における“共育”のこれまでとこれから」をテーマに小西葵氏(東京同友会事務局員)が、「同友会運動における障がい者雇用とは?~0から1への挑戦~」をテーマに眞山大智氏(千葉同友会事務局員)が報告を行いました。グループ討論では、委員会活動が会内・会外に浸透していくための課題を論じ、どのように働きかけていくかを交流しました。

最後に、池田泰秋・中同協事務局長から「普段の個々の仕事の課題を事務局内全体の課題と捉えて仕組み化することで対応していきましょう。各地の事務局に戻って、元気な姿で同友会運動に取り組んでもらいたいと思います」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2024年 3月 5日号より