2006年3月15日同友時評信用保証制度の本来の使命に立ち返れ~信用保証料率のリスク反映について 日本経済新聞(2月19日付)は「信用保証料率、リスク反映」というタイトルで、本年4月から信用保証制度での保証料の料率(現行一律年1.35%)を、企業体力に応…
2006年2月15日同友時評貧困層を「顧客」に変えるとは~「ネクスト・マーケット」を自立支援の視点から考える 最近、発展途上国の経済実態について、これまでの「常識」を覆すような見方に接することが多くなってきたと感じます。 たとえば、バングラデッシュは最貧国のイメー…
2006年1月15日同友時評対照的な構図を描く地方紙と全国紙~元日の社説を読んで 元日の社説のテーマは、3つの問題に集中しました。 第1は、経済効率優先、市場原理主義への反省、批判です。「知恵を出し、努力しても、結果として競争で敗れた者…
2005年12月15日同友時評政府系中小企業金融機関の統廃合を憂える~底流に中小企業軽視の考え方も 政府系金融機関を1機関に統廃合し、3年間で融資残高を半減させようという流れが加速しています。特に、短期間での「融資残高半減」は、政府系中小企業金融機関の利用…
2005年11月15日同友時評ネットワーク連携での同友会運動の優位性を考える 前回の本欄は、中小企業の「新たな連携」を進めるうえで、同友会の中で得られた信頼や理念共有が有効性を持ち、新しい発展の可能性があるという提起をしました。今回は…
2005年10月15日同友時評中小企業の「新たな連携」に挑戦しよう~中小企業学会第25回全国大会に参加して 日中はまだ夏の暑さが残る9月24~25日、広大な京都御所に接する同志社大学今出川キャンパスで、日本中小企業学会第25回全国大会が開催されました(関連記事7面…
2005年9月15日同友時評中小企業家と行政人の「新たな出会い」 ~公と民のパートナーシップをすすめよう 最近の中同協総会など全国行事での来賓の方のあいさつは、型通りのあいさつが少なくなり、かなり踏み込んだ同友会への期待を語る場面が多くなってきました。各同友会と…
2005年8月15日同友時評健全な地域社会と大型店問題 ~大型店過剰時代に芽生える草の根自治 前2回の本欄では、大型店の出店と撤退の深刻な影響について考えましたが、今回は第3弾として大型店と地域・まちづくりについて考えたいと思います。 内閣府が7月…
2005年7月25日同友時評コンパクトなまちづくりを考える ~深刻化する大型店撤退の影響 6月15日号の本欄では、大型商業施設の全国的な出店がすさまじい勢いで進められている状況を「狂気の大型店出店」と表現し、その結果、全業態で既存店の売上げが前年…
2005年6月15日同友時評過剰出店で「勝者消滅」か? ~「狂気の大型店出店」最終章へ 大型店舗法が廃止され、大店立地法等へ移行した2000年から今日まで、大型商業施設の全国的な出店がすさまじい勢いで進められています。「全国どの地域も激戦地でな…